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インプラント・入れ歯

インプラント

インプラント

歯がなくなった部分をそのまま放置しておけば、咬み合わせを含め、歯だけではなく顎の関節などに様々な支障が出てくることがあります。歯を失ったら早めに治療することが大切です。

歯を失った場所の処置方法は主に見た目だけの問題ではなく、かめる・話ができるといった機能を回復することが目的です。
そのため、ブリッジ、入れ歯(義歯)、インプラントなどの治療をしますが、それぞれ長所及び短所があります。

インプラントはブリッジや入れ歯(義歯)の短所を補って、天然の歯のような機能を再び持つことができます。
支えている顎の骨にインプラント(人工歯根)を埋めると天然歯根と同じようにしっかりと安定します。
その上に天然歯とほぼ同じように人工の歯を作ることができます。

インプラントのメリット

自然歯のように噛み砕く
入れ歯の咀嚼力は自然歯の5%にも満たないが、インプラントの場合は自然歯とほぼ同様(約80%)で硬い食べ物でもおいしく味わえます。

経済的にも安心、半永久の寿命がある
インプラントの場合、患者様の正しいケアによって10~30年、長くは半永久的に使用することができて、お財布にもやさしいです。

自分の歯のように見た目がきれい
インプラントは天然歯とほぼ変わらず、優れた審美性を実現します。

虫歯にならない
インプラントは人工歯だけなので、虫歯になりません。

違和感、異物感がない
インプラントは直接顎骨に埋め込まれるため、面倒な取り外しなどが要らず天然歯のように便利です。

隣の健康な歯を削る必要がない
ブリッジの治療をするためには健康な歯を削らなければなりません。しかし、インプラントは抜けた歯だけ補う治療で周囲の歯牙には一切影響を与えません。

かみごたえがあって嬉しい
インプラントの場合、入れ歯より食べ物の味、温度、食感がはっきり感じられて美味しく食事を召し上がれます。

総入れ歯をしっかりと固定する
インプラントを埋め込んだうえに総入れ歯をはめるともっとしっかり固定されるので、口腔内は安定します。
尚、入れ歯から開放されるので、歯茎の痛み、異物感、口臭、話しづらいなどのデメリットから間違いなく解放されます。

インプラント治療の流れ

■治療の計画
歯科医師から治療の説明を受けたら、治療費、治療期間、そして、口腔内の検査、レントゲン、CTなどの画像撮影を行い、しっかりと計画を立てます。

■インプラントを埋め込む
歯根の部分にあたるインプラントを顎の骨に埋め込む手術を行います。しかし、骨の厚さなどが足りない場合は別の補助手術も行います。

■骨の癒着後、土台を装着する
埋め込んだインプラントが骨としっかり結合するまで待ちます。(インプラントや状態によって2ヶ月~6ヶ月が目安)そして、クラウンを被せる土台を装着します。

■人工歯(クラウン)のデザイン及び装着
埋め込んだインプラントと骨、土台がしっかりと結合された状態の確認が取れたら、クラウンをつけます。その後、適合具合を見て調整を行います。

■治療後のメンテナンス(定期検診)
一連のインプラント治療が終わっても、その後のメンテナンスがとても大切です。歯磨きや口の中のケアに手を抜いてしまうと炎症が起きてしまい、せっかくくっついたインプラントが抜けてしまいかねません。長期的にケアや定期的な検診でインプラントの状態をチェックすることがとても重要なのです。

日本口腔インプラント学会
専修医

スマイル歯科クリニックは、日本口腔インプラント学会専修医の認定番号第315号を取得しております。
安心してご相談下さい。

義歯・入れ歯

入れ歯

歯を失ってからも
豊かな人生を楽しむために

現在、2500万人の方が入れ歯(義歯)を利用していると言われています。日本の人口の約1/5にあたる数字です。現在、日本人の歯牙の平均寿命が57歳と言われていますから、平均的にご自身の歯を失ってから20~30年の人生が残されているのです。「痛い」「噛みしめることができない」など、入れ歯であることが原因で好きなものを食べること、スポーツをすることや、外食に出かけることをためらっていませんか?

自分に合った
「噛み締められる」
入れ歯が、
人生をより
豊かなものにしてくれます。

もしあなたが「痛い」「噛めない」「外れやすい」などの悩みを抱えているとしたら、それは合わない入れ歯を使っている証拠です。合わない入れ歯を我慢して使い続けることで、歯茎が炎症を起こしたり、歯茎が痩せ細るなど、深刻な事態になるケースも少なくありません。入れ歯はあなたのカラダの一部になるものだけに、しっかりとフィットしたものであることはもとより、材質などもあなたの歯ぐきに最適なものを選ぶ必要があります。しっかりと「噛みしめられる」ことで、人生がより豊かになるのです。


■歯のない生活は、老化を進める

九州大学歯学部が老人病院に入院している65歳以上の方を対象にした調査によると、歯の数が少ない人ほど認知症が進んでおり、毎日よく噛んで食べている人ほど痴呆が少ないことがわかりました。噛むことで、血液の流れがよくなり十分な酸素と栄養が脳に送られるため、脳が活性化されるのです。

■保険か自由診療科?診療方法の選択が大切
入れ歯には、保険診療で作るものと自由診療で作るものがあります。保険診療の入れ歯で十分満足されている方もいらっしゃいますし、保険診療で作ったから痛い入れ歯ということではありません。しかし、保険診療の範囲では、使う材料・方法に制限があります。奥地に合った入れ歯を作ろうとする場合、より精密な型取りや表情に合わせた設計など、高い技術力・手間・時間を要するため、保険診療の範囲で作ることに限界があることも確かです。歯科医師と歯科技工士が連携して作る「あなたのための」オーダーメイドと考えて、ぜひご自身に合った診療方法を選択してください。

硬い入れ歯を使い続けると、
歯ぐきの骨が
なくなるって本当?

歯ぐきにあたる部分に硬い入れ歯を長時間使っている患者さんのなかには、歯ぐきがやせ細ってくる方が多く見られます。硬い入れ歯によって歯ぐきに過度な負担をかけたり、逆に全く刺激が伝わらなかったりすることが、歯ぐきの骨がどんどんやせ細ってしまう原因の一つだと言われています。

歯ぐきの骨がやせ細ると、どうなるの?

歯ぐきの骨がやせ細ると、ますます入れ歯が合わなくなったり、体へのさまざまな悪影響が心配されます。いつまでも元気な歯ぐきを保って健康でいるためにも、入れ歯をご使用になる場合は、歯ぐきを守ることをぜひお考えください。


■歯ぐきの骨(歯槽骨)がやせ細る原因

歯ぐきの粘膜の厚みは均一ではありません。咀嚼(そしゃく)した際、粘膜が薄い箇所では下の骨に過度な力が加わりやすく、結果として骨は退縮(たいしゅく)してしまうことがあります。逆に全く刺激が伝わらない箇所の骨は、廃用萎縮(はいよういしゅく)を起こし、同じように歯ぐきの骨がやせ細っていきます。この退縮や廃用萎縮など骨が痩せ細っていくことを骨吸収(こつきゅうしゅう)といいます。骨吸収を防ぐためには、歯ぐきに強すぎず弱すぎない適度な刺激を伝えることが重要だと考えられています。

■入れ歯安定剤は一時的なもの
合わない入れ歯の使用に際し、市販の入れ歯安定剤を使用している方も多いのではないでしょうか?中に入っている「仕様上の注意」をよく読むと、入れ歯安定剤の長期にわたる仕様は制限されています。歯ぐきのやせ細りや、ますます入れ歯が合わなくなる恐れがあるからです。入れ歯が合わないようでしたら、歯科医師に相談して調整することをお勧めします。